補完代替療法(民間療法)について

補完代替療法は、通常、がん治療で行われている放射線治療や抗がん剤治療、手術などの治療を補うことで使ったり、それらの治療の代わりに行う医療のことです。

決して大きな成果を望めませんが、侮れないものも沢山あります。

アガリクスやメシマコブのような、健康食品やサプリメントのことをイメージしていると思いますが、それ以外にも鍼・お灸、マッサージ療法、運動療法、心理療法、心身療法、食事療法、インド医学のアーユルヴェーダ、催眠療法、イメージ療法、クリスタル療法、キレーション療法、マグネット療法、音楽療法、瞑想、ヨガなど様々な医療が存在しています。

医学的根拠が認められている代替治療は、世界に100程あると言われています。

アメリカなどでは、国家規模で代替療法に取り組んでいて、笑うことが癌にとって良いことから、癌患者みんなで集まってひたすら笑うという治療を行っている所もあります。

日本ではこれらの代替医療の普及が欧米より30年は遅れていると言われています。

これが原因か分かりませんが、日本は癌患者の死亡数が年々増加しているのに対して、アメリカでは、癌患者の死亡数が年々減少していっています。
癌患者の数、死亡者数のグラフが、アメリカが代替療法を国家規模で推奨し始めてから劇的に減っていることからも、代替医療が癌患者の命を救っている可能性は高いです(アメリカではチーム医療を行っているなどの違った理由も考えられる)。

ちなみに色々ある代替療法の中で、WHO(世界保健機構)が認めているものは、

・栄養免疫学を背景とした食事療法
・機能性食品などのサプリメント療法
・ストレスを減らして免疫力を高める心理療法
・東洋医学(漢方・鍼灸・気功など)
・インド医学(アーユルヴェーダ)

の5種類です。

これ以外にも効果のあるとされるものは沢山あります。

このサイトが代替療法に取り組むきっかけになったら、幸いです。



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何も治療をしない

癌を完治させると言っているのは、先進国では日本だけとも言われています。

欧米では、癌と分かったら、車や家などを売ってお金を作り、死ぬまで癌と共存していく道を探すという価値観まで存在しています。

肺がんや前立腺がんなど、日本ではほぼ100%手術や放射線など、三大治療を行います。
しかし、欧米では「何もしない」という治療法が上位を占めています。

現代アメリカで「もっとも影響力を持つ25人」に選ばれたアンドリュー・ワイル博士は、抗ガン剤の化学療法と放射線治療について 、「未熟かつ粗雑な方法であり、いずれは時代遅れになる治療法である」と断じています。

しかし、これは年齢などを考慮したものではないので、一概に何もしないという選択肢が良いという訳でもありません。

また、欧米では適応した治療法の一つではあるけれども、日本において必ず良いというものでもありません。
例えば「痴呆症の人は癌が進行しない」と言われています。
これは、癌を意識したら癌の成長が早くなるせいです。
(※ 痴呆になったら、癌の分裂やアポトーシスを支持する因子が出来るようになるという話も聞きました。追記2016年4月13日)
なので、まったく癌を意識しない痴呆症の人は癌の進みが遅くなります。

検査などで癌を発見したら、癌の進みが早くなるという話もあります。
「気づかなければ進行しなかったのに」ということです。

日本人は、外国人に比べて物事を深く考える性質にあると思っています。
これは日本人の長所であり、短所でもあります。
なので、日本人は癌を見つけたら意識が癌に集中する可能性が高いのではないかと思います。
もちろんなんの根拠もない話ですが、欧米人の方が楽観主義の人が多いような気がします。

なので、治療をしないで放置すると、日本人の方が癌の進行が早い可能性はあります。
もちろん個人差はあると思います。

また、年齢についても要素は大きいと思います。

「癌は早期治療」という風に考えがちですが、別に他の細胞に比べてがん細胞だけが特別勢いがある訳はありません。

60歳の人の癌細胞の年齢は60歳ですし、80歳の人の癌細胞の年齢はやっぱり80歳の癌細胞なのです。
がん細胞だけが、若くてどんどん分裂をしていくという訳ではありません。

80歳で癌がみつかったとすると、その癌はもう既に何年も前から体内で育っていたということも珍しくありません。
例えば、10年で3pに育った癌細胞の場合、後10年で6pになるかというとそうではなく、普通に考えてさらに10年以上歳を重ねているのでもっと遅くなると思います。

その場合、「何もしない」という選択肢は”有り”だと思います。

でも、10代で癌が見つかった場合、手術を選ぶことに異論はないと思います。

何が良いかは人それぞれです。

いずれにしても、何も治療をしないという選択肢もあるということは覚えておく必要があるかもしれません。

※ 最先端治療や手術などの技術も上がっているので、年齢などを考慮して何が良いかは医師などと相談して決めるようにしましょう。



代替療法(民間療法)の種類

この項目は随時更新して行きたいと思っています。