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余命3か月から1年半素敵に生きたお母さんの闘病記(前編)

これから、長いか短いかわかりませんが、闘病生活を送ることになりそうです。

いろいろ不安はありますが、記録として残します。

自分のメモでもあるので、わかりにくかったり、くだらなかったりすると思います。

ご容赦くださいませ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

1月6日
(首が腫れて、熱があったので)朝から近くの耳鼻咽喉科へ。(リンパの腫れは耳鼻科らしいので)
あまりの腫れ具合に、車で20分ほどのところにある総合病院に紹介される。
咳をすると首が猛烈に痛むため、咳を我慢し、息が上がり苦しい。
触診とエコー後、入院を勧められる。

家に連絡を入れ、入院準備を中学生の姉妹にお願いしてみる。

病院にて血液検査、抗生剤の点滴を受け、外出許可をもらい、帰宅。 入院準備は、意外にもきちんとされていたw

食欲はボチボチあったので、実家の父にきてもらい、ファミレスでハンバーグ完食。
最後の晩餐とか言ってみるw

20時過ぎに病院に戻り、2度目の点滴。 ボッチはさみしい。

1月21日
久々の病院。だいぶ腫れもひいたように感じる。触れば痛いけど 咳も出ないし、普通にしてれば痛くない。
生検(痛いところに針を刺し、細胞を取り出す)受ける。
痛くてわーわー騒ぐw ごめんなさい。
検査結果は2週間後、2月4日に聞く予定。
ちなみに循環器科の受診で、血栓と詰まりは大丈夫と言われた。
良かった。

3日程前から腰が痛くて眠れない事態におちいっていたので
ついでに整形外科受診。レントゲンで骨の異常無しと言われ、 痛み止めをもらって帰宅。

1月23日
病院から電話。運悪く仕事中だったため、実家に連絡がいく。
父より電話で、病院からの電話があったことを知る。
父いわく、検査結果を一緒に聞きに来てほしいと言われたらしい。
良くない結果だったことは想像がついた。

午後、仕事が終わった頃、タイミングよく病院から電話。
検査結果がでたので、今日にでも病院にきてください、と。
とりあえず、大まかにでも電話で説明してほしいとお願いすると、 生検の結果が悪性だったと。あ、やっぱり。

2時過ぎ、病院へ。
どこかにガンができていて、他に転移しないように、現在はリンパが頑張って食い止めている状態だと。
口からお尻までのどこかの粘膜にガンがあるという。
詳しい検査をしてみないとわからないので、 PET検査のできる病院を紹介してくれた。
点滴をして、寝ているだけで、どこにガンがあるのかわかる機械らしい。
幸い、閉所恐怖症などまったく無いので、予約をいれてもらう。

とりあえず、仕事に支障がでると思ったので、
現段階での検査結果を事務所に報告。
父にも状況を電話にて説明。
心配でご飯が食べられないと言っていた。ごめんね、心配かけて。

PET検査の日程が決まる。1月31日午前中。
0時からは絶食だそうだ。普通の人は寝てる時間だけど、
私にとっては、おやつタイムなので、ちょっとつらいかも。

そして今、明日に迫ったPET検査を前に、記録を残そうと思い立ち ブログをたちあげた所。

まだ、どこのガンなのかわからない。
自分なりにいろいろ調べてみたけど、なんせ自覚症状がなく も
のすごーく元気なので、見当がつかない。
食道?肺?胃?んー、なんだろ?
そういえばここ2,3日背中もちょっと痛い気がする。
ガンについて調べすぎたせいで、思い込みの痛みな気がしてならない。

あー、こんなに元気なのにな。

とりあえず、検査結果出ないうちは、あれこれ考えるのやめとこ。

人の命が儚いことは百も承知。いつ死んでも悔いはないように生きてきたつもり。

ただ、中学生の娘二人が気がかりでしかたない。
私がいなくなったら、この子達はどうやって生きていくのだろう。

ま、いろいろ考えても始まらないので、明日の検査を待とう。

2月5日 PET検査の結果
今日、午前中に病院より電話

仕事は13時過ぎに終わる予定だったので
その後、家にも帰らず病院へ直行

13時半過ぎ、病院到着

はぁぁ。やっとどこのガンかわかるのか。 ワクワク

PETの画像をみせていただき、説明を受ける。

結果から言うと、子宮あたりらしい。

えぇぇぇぇぇぇぇ(;゚Д゚)! なんですと????

鎖骨近くのリンパの腫れだったので
その付近かと思い込んでた。

そんなに遠いところなのか・・・

相変わらず自覚症状はないけども。

今度は家から、この病院と逆方向に20分ほどの病院を紹介される。

いろいろ調べると、産婦人科ではこの病院が良いそうだ。

現段階では、どのくらいの進行具合だとか、大きさだとか 分からないらしい。

そうだ。ここ、耳鼻咽喉科(^。^;)

明日は午前中仕事のため、7日に予約をとっていただいた。

ん?    ん?    んーーーーー?

ちょっと待って。生理きそうじゃないかっ!!!

家に帰って気づいたアホな私。

7日に受診予定の病院に電話で問い合わせ。

結果、生理でも大丈夫とのこと。
いやだなぁ。

早速家に帰って、子宮癌を調べまくる。
子宮癌には、子宮頸がんと子宮体がんがあるらしい。
ふむふむ。
そして、比較的治癒率が高い箇所らしい。

そっか。 てっきり手術とか、余命とかいろんなことをグルグル考えてたけど
なんだか治りそうな気がしてきたよ。
わかんないうちからこんな考えってどうなの?と思うけど(笑)

ちなみに、首の腫れてたとこも、がっつり反応出てました。

ま、またまた検査で、はっきり分かるまで時間がかかりそうだな。

しょうがない。じっくり気長に待ってみるかな。

子供からは、肺がん予想が持ち切りで、当たったら賞金だったんだけど 残念でしたー。
タバコを吸う人が、必ずしも肺がんにかかるわけではないのだよ。わっはっはー。

明日も元気にお仕事頑張ります。

2月7日 検査行ってきた
元の病院からの紹介状で、新たな病院へ。
目指すは産婦人科。

PET検査で子宮付近の反応が強く出ていたための精密検査。

出産以来の産婦人科にドキドキ。
当然ながら、周りは妊婦さんだらけ。
いいなぁ。ちょっとブルーになりつつ、診察室へ。

優しそうな女医さん登場。 一通りの問診を受け、パンツを脱ぎ脱ぎ診察台へ。

所定の位置に足を乗せ、ウイーンと45度回転。
と同時にウイーンと開脚状態に。
羞恥心は年と共に半減してきたけど、恐怖感は相変わらず。

「はい、力抜いてくださいねー」と、何度言われただろう。
力を抜く努力に、力が入る。
(なんども言わせんじゃねえよ)←絶対思われてたよね。

なんとも言えぬ機械のカチャカチャ音。
いったぁぁぁぁぁぁい!!!痛い痛い痛い!!
「はい、力抜いてくださいねー」 あ、はいorz
「ちょっとお尻の方からも検査しますねー」
えぇぇぇぇぇぇぇ(;゚Д゚)!
「麻酔塗りますから大丈夫ですよー」
ずぼっ!ぐにぐにぐにー!!
ひゃぁぁぁぁぁぁ!!!!

「はい、終わりましたよー。」
ほっ。

そしてやっぱり、 子宮頸がんだった。

2月12日 子宮頸がん MRIの結果
今日は、MRIを受けてきた。

(中略)

いよいよ結果発表w

比較的冷静な自分にびっくり。 結果は子宮頸がん。いや、知ってるしw
腫瘍の大きさは4.5センチ。周辺のリンパも腫れているので、そこもガンの可能性が高い、と。

そして、この大きさでの摘出手術は無理なので、抗がん剤で腫瘍を小さくしてから取り除く方法が良いらしい。

首のリンパ細胞と、子宮の細胞のガンの形が一致しなかったようだ。
腺ガン系であり、胃、腸、乳がん、卵巣などの可能性が考えられるとのこと。
えぇぇぇぇぇぇ(;゚Д゚)!n、なんですと????

ただ、これは、首のリンパをもうちょっと大きく採って、再検査らしい。
耳鼻科ではなく、外科で塊を採取するらしい。
怖すぎるやろwwww

ついでに足に血栓があるらしく、次回はエコー検査も加わった。

そして、一番聞きたかった余命。
仮に何もしなければ、一年は厳しいらしい。
そして、元気に動けるのは7から8ヶ月。

んー、じゃ、いいかなw

まだまだ検査が続くので、治療方針などは、まだ確定していない。
いろいろ選択の余地もほしいし、 次回の結果を待たなければならない。

ま、一日でも早いほうが、と、検査日程があさってに変更されたところをみると
ほんとに悪いんだろうなぁと考えざるを得ない。

長文になりました。ここまで。

2月14日 余命がぐっと短くなる
思いの外、進行が早かったようで、余命に修正がかかった。
早くて3ヶ月・・・

んー、それはちょっと短いなぁ。39才の誕生日こないかも?

(中略)

他の臓器に転移は認められず。
首のリンパの腫れが大きくなって気道を圧迫しはじめている。

抗がん剤が効く可能性があるので、やってみませんか、と。

イリノテカンとアクプラという薬らしい。
一日目は約9時間かけて投与。副作用の心配もあり、入院。
一週間あけて、2回目は約2時間。外来で対応。
副作用として考えられるのは、下痢、吐き気、脱毛etc
血液中に副作用が出やすく、症状はないが、貧血や風邪をひきやすくなる、など。
味覚障害、というか、味覚が変わる人もけっこういるらしい。

延命への第一歩。効果があるかは、賭け。
三ヶ月って、あまりにも短い。
余命なんて、統計的な数字であることは理解しているつもり。
それより早いこともあれば、遅いことも。
その先何十年もガンと付き合いながら生きている人もいる。

せっかくガンになったのだから、一回くらい抗がん剤
やってみてもいいかな、と今は思える。
嫌になったらやめるという選択もある。

少しだけ、生きる望みを持ってもいいですか?





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